終末期医療(看護・リハビリテーション)について私たちが大事にしたいこと

 

人生の最期は自宅で暮らしたい、こう考えている方が多くいらっしゃいますが、実際に自宅で最期を迎えることが出来た方は少ないのが現状です。

 

ご自宅での最期を希望される方が、そのご希望通りに人生の最期を迎えることができるよう、看護師・リハビリテーション専門職の役割としてできることを提供するともに、かかりつけの主治医や在宅専門医、薬剤師、ケアマネジャー等、地域の多職種と連携し、皆様が安心してご自宅での最期を迎えられるようにお手伝いさせて頂きます。

 

 

 

終末期看護について

 

終末期医療(ターミナルケア)とは、病気などで死期が近くなった方に行う医療的ケアのことです。苦痛を緩和しながら、その人らしい生活を保つための医療や看護の方法です。

終末期看護では下記のようなことを行っていきます。

 

 

 

 

リラクゼーション

 

・足浴 

・手浴 

・マッサージ 等

 

身体がだるい、むくんでいる、気分転換したい等の時に行います。

医療行為

・点滴の実施 

・医療麻薬の管理 

・傷の処置 等

 

痛みがある、ごはんが食べられない等の症状を緩和するため、医師の指示の下、点滴や在宅酸素等の医療行為を行います。

日常生活援助

・入浴介助

・ベッド上洗髪

・清拭 等

 

 

トイレに行きたい、身体をきれいにしてほしい、ご飯が食べられない等のお手伝いを致します。

在宅での悩み

 

・夜間苦しそう

・食欲がない

・介護に不安 等

 

ご自宅で安心して生活できるように、お話を聞いたり、情報提供をさせて頂きます。